「スポーツマックス」の50年以上に渡るブランドの歴史を写真と文章で振り返る書籍『スポーツマックス』が発売された。出版元のアスリーヌが「レジェンド・コレクション」の一部として出版した。
パリのモード&コスチューム博物館のディレクターなどを務めたオリヴィエ・サイヤールが編集を、ロンドンとミラノを拠点にするファッションライター、ルーク・レイッチが論評を担当した。
ブランドのデビューは1969年。社会や文化が激動するなかマックスマーラを創業したアキーレ・マラモッティは、ロンドンのストリートに集う若者の勢いを目の当たりにして、ブランド立ち上げを決めた。イタリアの物作りを重視しながら、時代の空気を取り入れたワードローブを提案してきた。
同書ではマラモッティの企業家としての鋭い直感と、発展させるために尽力してきた多くのデザイナーらに着目している。
70年代から現在までを10年ごとに五つのパートに分けて紹介する写真が見どころの一つ。サラ・ムーンやピーター・リンドバーグなど主要なファッションフォトグラファーの作品が並ぶ。価格は195ドル、195ユーロ 、150ポンド。世界のアスリーヌストアとオンライン、一部コンセプトストアで発売。