繊研新聞社の全国専門店アンケート調査によると、今春は採用数が前年より「増えた」企業が27％と大幅に減少し、「減った」「凍結」の合計とほぼ同率となった。コロナ下を経て22年から続いていた採用の増加傾向が落ち着きをみせている。全産業的な人手不足による競合激化や物価上昇を背景に、給与や初任給の引き上げ、福利厚生の充実など、人材確保策を強化する動きが目立つ。パート、アルバイトの平均時給も1148円と過去最高を更新した。
（河邑陽子）
過半が9割以上確保
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