スノーピーク 目指す未来像が体験できるイベントを開催

2022/07/12 06:25 更新


新潟本社敷地内に大きなブースを設け、各事業をプレゼンテーションした

 「地球人」として、未来を一緒につくりませんか――スノーピークは新潟の本社で、目指す未来像が体験できる総合展示イベント「スノーピークライフエキスポ2022」を行った。7月6、7日は法人・関係者、9、10日は初めて一般向けとした。有料だが、4日間で延べ約2000人を集めた。

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 ライフエキスポは人間性の回復を目指し、キャンプ用品以外の領域での「衣食住働遊」事業を可視化したイベント。実際の商品や材料の一部、取り組みの様子を記録した写真や映像を見せ、共感する企業や個人を募り、持続可能な社会を実現するつながり作りを狙っている。

 2回目の開催で、「地球人として、つながりたい」をテーマにした。「社会人なら目先の数値達成が目的になることが多いが、地球人として考えれば先の未来を見据えることができる」(山井梨沙代表取締役社長執行役員)との思いを込めた。

 展示ブースでは、昨年のライフエキスポを機に立ち上がったビジネスを紹介した。提案したのは、製錬工程で二酸化炭素の発生量の50%以上を削減できる日本製鉄の純チタン「トランティクシーエコ」でできたチタン製ボトルや、大東建託と企画した防災とアウトドア要素を掛け合わせた賃貸住宅プランなど。

 トークセッションも計14行った。社外取締役の水口貴文スターバックスコーヒージャパン代表やゾゾ取締役などを務めた伊藤正裕パワーエックス社長のほか、篠原ともえさん、養老孟司氏らが登壇した。



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