スノーピーク初の住居向け商品 キャンプの敷居低く 

2018/11/28 06:25 更新


 スノーピークは、「キャンプの敷居を低くする」商品提案を強化している。30日に庭先やテラスに日陰を作る住居専用のシェードを、12月1日には初心者用2ルームテントを発売する。

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 同社初の住居向け商品となる「アーバンシェード」は、庭やテラスなどの〝半ソト〟空間に自由に設置・レイアウトが可能なアイテム。三角形と長方形の4型各2色(6万8000~9万8000円)。住宅関連企業と運営する全国15カ所の「アーバンアウトドアショップインショップ」と、スノーピーク直営店で販売する。

 2ルームテントは、「エントリー2ルームエルフィールド」。同規模サイズの従来品は10万~17万円中心だったが、新モデルはコストを抑え、7万9800円と低めに設定した。これまで2ルームテントは設営の困難さからビギナーに敬遠されていたが、シンプルなフレーム構造にすることで、それを容易にした。対応人数は4人。

 同社は15年から住空間など普段の生活に自然を取り入れるアーバンアウトドア事業を始め、マンション開発や分譲地開発でのデザイン監修などに取り組んできた。今年からはキャンプ初心者に向けた商品と売り場開設も拡充。キャンプを気軽にできるようにする。

「日陰をデザインする」がコンセプトのアーバンシェード


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