蔵を内包した店内
メンズのデザイナーブランドなどを扱うセレクトショップ「シスター」は、地元の個店が集まる新潟市中心部の古町エリアで〝服好きが集う場所〟として顧客と密なコミュニティーを形成している。10周年を迎えた19年、蔵をリノベーションした新店舗にリニューアルオープンした。コロナ禍の影響もほぼ受けず、売り上げも堅調に推移しているという。
街の中にあるべき
オーナー兼バイヤーの星慧さんは09年にシスターを立ち上げ、14年間育ててきた。前の店が手狭になりリニューアルを考えたとき、駐車場を設置できる郊外に移転することも検討したという。「でもファッションは街の中にあるべきだと思った。古町がおしゃれなエリアであり続けるためにも」と話す。
扱いは国内外のデザイナーブランドが中心で「エンダースキーマ」や「アワーレガシー」「オーラリー」など。地元の感度の高い20～40代の男性が中心に通う。
