松屋銀座本店のレディスインナー売り場「ル・ランジェ」と中央特設スペースで、ワコールが輸入販売する仏ブランド「シモーヌ・ペレール」のフェアが8日に始まった=写真。
先行して1日からは東京メトロ銀座駅と松屋銀座本店をつなぐ地下通路のウィンドーに、シモーヌ・ペレールを展示している。同ブランドの展示は14年、15年に続いて3回目。
「多くの消費者の目に触れることで、仏ランジェリーのレースの美しさやデザインの繊細さを伝えられた」(ワコール)と、過去2回ともに展示した月の売り上げは20%超伸びたという。地下ウィンドーの展示は13日まで、インナー売り場と特設ステージのフェアは14日まで。
松屋銀座本店のシモーヌ・ペレールの売り上げは今期2ケタ増で推移している。岩井実佐婦人三部四課ランジェリー係マネージャーは、「インポートは認知されるまでに時間がかかるが、様々な方法でブランドの魅力を伝えた結果、丁寧な手仕事で作られた繊細さや着け心地が支持されてきた」と話す。ワコールの販売も3年連続で10%増となっている。
シモーヌ・ペレールは今年1月、パリ国際ランジェリー展で17年の「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。フェア期間中の12日には受賞を記念し、BSジャパン「ファッション通信」の公開収録として新作ショーと、DJやデザイナー、モデルとして活躍するマドモアゼル・ユリアさんのトークショーを行う。番組放映は25日の予定。