再開発、出退店で生まれ変わる静岡市 中心市街地の大型店が強みを磨く

2024/03/27 13:00 更新有料会員限定


 静岡市中心市街地は大きな変化に直面している。大型商業施設の閉店や再開発により、人の流れが変化し新規来街者も増え始めた。静岡市内の商業施設、百貨店では、新しい客層やニーズを取り込もうと強みを磨いている。

 静岡市の人口は約68万人。1990年をピークに減少を続け、その状況にコロナ禍が追い打ちをかけた。中心市街地への来街者数が減り、街の商業施設では21年3月に丸井グループの運営する「静岡マルイ」が閉店。23年7月には「静岡東急スクエア」が閉店した。

 感染症の影響が落ち着いた今、街に活気が戻り始めた。23年10月に静岡マルイの跡地にホビー専門店「駿河屋」静岡本店が移転オープンした。地上9階建て、延べ床面積約1万6000平方メートル。改装後は1~3階を店舗とし、4階以上には本社機能を順次移管している。

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