信州大学繊維学部、学生が素材研究会を立ち上げ 「日本の繊維業界を再び活性化させたい」

2026/05/29 06:25 更新NEW!


1回目の素材研究会では繊維素材の基礎を学んだ

 「日本の繊維業界を再び活性化させたい」。信州大繊維学部の学生たちが繊維にまつわる様々な問題や疑問の解決を目指すサークルとして「信州大学繊維学部素材研究会」を立ち上げた。同学部の学生だけでなく、他の大学や高校、専門学校、国内外の企業も巻き込んで活動していきたい考えだ。

 主催は同学部の学生団体「信州コットンクラブとみおか」。産地企業などへのインタビューを通じて学びながら、疑問や課題の解決策を議論し、その様子をユーチューブやインスタグラムなどで発信している。活動の輪を広げる狙いで立ち上げた素材研究会は、他校の学生や企業にも広く参加を呼びかけていく。今年度は「世界サステイナブルテキスタイル・ユースサミット」の開催を目標とする。

 5月20日には1回目の研究会を開いた。同学部の特任教授を務める稲垣貢哉氏を講師に招き、繊維素材の基礎を学んだ。村上泰同学部長も出席したほか、オンラインで他大学の学生や繊維企業も数社が参加した。稲垣氏は「ファッションサークルは他大学にたくさんあるが、素材を研究できるのは信州大しかない」と強調。「いろいろなことにチャレンジしてほしい」とエールを送り、「〝投げ銭〟してもらえるような価値ある活動をしよう」と呼びかけた。

 2回目は6月3日に開く。繊維産地に焦点を当てる。産地企業にも呼びかけて様々な産地の特徴を探る。



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