SHIBUYA109エンタテイメントが運営する渋谷109が開いているユーチューバーのイベントに、夏休みの若者が熱狂している。ユーチューバーはここ数年、小中学生の「なりたい職業ランキング」の上位にランクインすることで注目されてきたが、商業施設で物販を行うのは珍しい。今や若者にとって、人気ユーチューバーはアイドルやスポーツ選手に匹敵、またはそれ以上の憧れの対象になっていることを感じさせる。
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8階の期間限定スペースで8月22～31日に開いている。ユーチューバーをモチーフにした服や雑貨を100種類以上揃えただけでなく、ユーチューバー本人が毎日来店し、客は購入金額に合わせて握手会や撮影会で交流できるのが大きな来店動機になっている。イベント初日は開店（午前10時）までに約1500人に整理券を配布するほどのにぎわいで、客層は中高生が中心だが大学生や小学生まで幅広く、男女問わず集客した。
特に人気のユーチューバーは禁断ボーイズで、Tシャツ（税込み3000円）、トートバッグ（1800円）、抱き枕（10万円）などを販売。このほか参加しているのはオッドアイ、橋本からあげ、楠ろあ、スカイピースなど。渋谷109は「若い世代に絶大な人気を誇るユーチューバーを切り口に、ここでしかできない体験を提供するのが目的。ムーブメントや若者カルチャーを発信・体現する店を狙った」としている。
