SHIBUYA109エンタテイメントが運営するSHIBUYA109渋谷は中心客層である20歳前後の女性に向け、「ファッションとエンターテインメントの発信を強化し続けてきた」(丸山康太運営事業部副事業部長兼店舗運営部長SHIBUYA109渋谷店総支配人)成果で、売り上げを伸ばしている。今期(24年3月期)の売上高は前期比20%増で、コロナ禍前の19年度実績の140億円を達成できる見通しだ。
(有井学)
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今期は「暖冬と物価高の影響で、昨年12月から伸びが少し落ち着いた」ものの、昨年11月まで前年同期比27%増で推移。通期で「予算を超える」見通し。入館客数も過去最多の19年度実績(960万人)に比べて13%減に回復する見込みだ。インバウンド売り上げも好調で、19年度実績を上回った。全120店のうち、免税対応店は50店にもかかわらず、全館売上高に占める構成比は10%を超えた。
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