渋谷マークシティ、今期増収の見通し

2016/03/29 06:02 更新


 渋谷マークシティの16年3月期の全館売上高は前期の126億円を超える見通しとなった。アパレルではユナイテッドアローズグリーンレーベルリラクシング(UAGLR)が前年比10%増と気を吐いたことに加えて、飲食、サービスが安定して伸びた。2月までの累計で前年比0・2%増と前年水準を確保し、3月も前年並みか微増。渋谷駅前の再開発や訪日客の増加など、変化する渋谷市場にあって情報発信力を強め、世界からの客を呼び込むことに力を入れた。

 2月までの11カ月間累計で売り上げは物販69億3700万円(前年比1・3%減)。飲食34億5800万円(2・3%増)、サービス10億6200万円(2・6%増)、催事1億1600万円(0・2%増)の合計115億7300万円(0・2%増)。

 アパレルは2月までの累計で1%増と前年を超えているが、UAGLRとアクアガールが前年水準を超えているのみで、他は前年を割っている。アパレルの客数は2月までで4%減と苦戦。前年をクリアしているのはUAGLRのみ。

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