シブヤハラジュクファッションフェスティバル実行委員会(実行委員長は三宅正彦日本ファッション・ウィーク推進機構理事長)は10月19、20日、「シブヤハラジュクファッションフェスティバル」(シブハラフェス)を開催、キャットストリートを〝ジャック〟した展示やイベントなどを行う。フェスには渋谷・原宿エリアのセレクトショップや商業施設など約250店舗が参加する。
(壁田知佳子)
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キャットストリートでは遊歩道に支柱を組んで祭りのちょうちんのようにTシャツを展示するほか、トラストファッション(ファッションの信用)をテーマに催しを行う。ワンオーの「イコーランド」はファッションの信用をコンセプトにマーケットをプロデュースし、参加企業はサステイナブル(持続可能性)やエシカル(倫理的)、バリアフリー、アップサイクルなどをテーマにしたテントの出店などを予定している。
渋谷と原宿の中間地点にあたる渋谷キャストではフォトスポットの設置やおしゃれを楽しめる企画を実施する。
フェス全体として「ファッション・イマジン・ピース」(ファッションで世界を平和に)をメッセージする。

参加店舗やマップなどイベント情報を提供する公式アプリを10月上旬にリリースする。アプリをダウンロードした人の中から抽選で、イベント会期中に対象店舗で買い物ができるイベント通貨「シブハラコイン」(1000円、5000円)をプレゼントする。
三宅実行委員長は「まず10月に開催し、プラスアルファを加えた来年3月が本番だと思っている。日本発のファッションを渋谷・原宿から発信し、街を盛り上げ、ファッションを盛り上げたい」と述べた。
シブハラフェス実行委員会の副委員長は八木原保原宿神宮前商店会会長と飯島薫日本ショッピングセンター協会理事が就いている。
