ブランドラベルのSEVEN 本革やシリコーン製を訴求 原料メーカーと連携し独自に開発

2023/06/16 06:26 更新


シリコーン製ラベルの提案を強化。存在感のある立体形状が特徴で、ブランド、商品価値を高める

 ブランドラベル主力のSEVEN(東京)は、本革やシリコーン、ポリウレタン製などの化成品ラベルの販売を強化する。同社は「いずれも紙製品に比べて競合が少ない領域」として着目。営業担当者は原料や加工に関する知見やノウハウを身に着け、独自開発を推進して競合他社と徹底的に差別化する戦略だ。

 本革は食肉の副産物という観点で注目した。本革の使用量を増やし、「無駄な廃棄の削減に貢献したい」考え。化成品はシリコーンが主力。蓄光タイプなど機能原料の提案や、求められる立体形状にしたり、硬度を調整したりすることもできる。

 同社によると、「欧米ではブランドロゴを刺繍からシリコーン製ラベルに変える企業が増えつつある」という。「最近はアウターからTシャツのような軽衣料にも採用が広がってきた」として今後のシリコーン製ラベルの需要拡大を見込んでいる。

 本革、化成品ともに紙よりも高価だが、その分競合が少ない。原料や加工で工夫を凝らせば、特色のある高付加価値ラベルを作ることができる。「独自性のある商品開発をするにはマテリアルを知ることが大切」とし、原料メーカーとの連携を重視する。営業担当者は国内やアジアの原料メーカーの工場に入り込んで対話を重ね、顧客の要望を形にする方法を探し出す。

 ファッショントレンドなどマーケット情報も収集し、顧客の要望や課題にラベルを通じて応える力を磨いている。物作りの知見、ノウハウ、収集した情報は、会議や研修の場で共有するように呼びかけている。営業担当者全員の力量アップを目指す。



この記事に関連する記事