物作りに関心高い専門学生の就職意識

2016/06/24 06:40 更新


産地や素材メーカーが上位に
情報不足などの解決が課題に

 大好きなファッションに物作りで関わりたい――。学生の希望就職先に、素材メーカーや産地が浮上している。繊研新聞社がファッション専門学校の17年春の卒業予定者に実施した就職意識調査(回答1534人)によると、希望業種の5位に「産地企業」、7位に「素材・テキスタイルメーカー」が入り、前年を上回った。全体の回答者数が減る中で得票数が伸びた職種で、注目だ。

産地との協業やインターンシップなどで、生産工程に触れる機会が増えている(写真は上田安子服飾専門学校)

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