仏コルベール委員会 芸大生3人を表彰

2017/06/20 04:20 更新


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 フランスのラグジュアリーブランドが所属する仏文化機関のコルベール委員会は16日、東京芸術大学とともに進めてきたアーティスト育成プロジェクト「2074、夢の世界」の一環で、東京芸術大学の学生50組が制作したアート作品の中から優秀作品を3点選出し、東京芸大で表彰式を行った。

 同プロジェクトは、14年に60周年を迎えたコルベール委員会が、未来の文化とアーティスト育成を目的にスタートした。「60年後のユートピア世界」を描いたSF小説をもとに、選抜された美術学部の学生50組が一組20万円の支援を受け、昨年から作品を制作してきた。コルベール委員会ジャパンのリシャール・コラスチェアマンの発案で、東京芸大先端芸術表現科の八谷和彦准教授らとともに日本独自の企画を実現した。

 表彰されたのは、北林加奈子さん、川人綾さん、島田清夏さん。北林さんは陶土や糸、羊毛などを使ってイノセントな空気感のオブジェを制作し、川人さんは織物のように緻密(ちみつ)な模様を大きなキャンバスに描いた。鉱物から出る微量の放射線に着目した島田さんの作品も目を引いた。

 優秀作品は、10月にパリのグランパレで開かれるアートフェアFIACで展示される。

 同大学美術館では、優秀作を含め50組の作品を揃えた作品展「2074、夢の世界」を開催している。八谷准教授は、「50組の学生が支援してもらえるというのはまれなこと。学生にとっては奨学金のようなプロジェクトで、ありがたかった」と語った。25日まで開催している。

左から島田さん、北林さん、川人さん


北林さんの作品「肌」


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