仙台パルコ、新館開業し本館改装も

2016/09/27 05:00 更新


 パルコがJR仙台駅西口前で運営する仙台パルコは7月1日に新館「仙台パルコ2」を開業したのに続き、本館で08年の開業以来最大規模の改装を実施した。新館はシネマコンプレックス(複合映画館)や百貨店向け主力ブランドの導入、食とコスメ・雑貨の充実によって、コト消費に対応するとともに、パルコの戦略ターゲットである30~40代女性を中心とした大人客の獲得を狙った。一方、本館は20代女性を中心対象としたファッション・雑貨を再強化することで「2館で分野とテイストのバラエティーを出し、幅広い層を取り込む」(門野正弘店長)ことを目指した。新館、本館改装区画ともに売り上げは順調だ。

 新館は店舗が地上1~9階で、計84店。1階に飲食店ゾーン、6~9階にシネコンを導入した。駅とデッキでつながり、グランドフロアである2階は計26店で、食物販・カフェとコスメ・雑貨を主力に、ライフスタイル提案型のファッション2店で構成。3階は百貨店向け主力ブランドを中心とした大人向けファッション・雑貨、4階は20~30代向けレディスファッション・雑貨中心、5階はシネコンとの相乗効果も狙い、「グローバルワーク」や雑貨など幅広い客層向けのMDにした。

続きは繊研新聞で



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