今年に開業・大型改装したSCで「リアルならではの来館価値」を打ち出す動きが一段と強まっている。時間消費機能の充実が目立ち、郊外・都市近郊の大型SCではスポーツができる場作りやエンターテインメントの提案、大都市中心部の施設もテナントと連携して「ECにはない」館独自の店作りを強化している。コロナ下でSNSでのコミュニケーションやECが拡大する中で、求められるSCの役割を発揮させる。
(有井学)
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今年開業したSCで、スポーツやエンタメなどの機能を充実した施設の代表例が三井不動産のららぽーと福岡とららぽーと堺。いずれも「足元商圏だけでなく、広域からも集客し、売り上げが順調」だ。
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