サザビーリーグ、小柄女性向け「コヒナ」をニューンから譲り受け

2024/08/26 10:00 更新


 サザビーリーグは、ニューン(東京)が運営する小柄女性向けのDtoC(消費者直販)ブランド「コヒナ」の事業を9月2日付で譲り受ける。譲り受け後に新会社を設立し、同ブランドのファンのコミュニティーやデジタルマーケティングのノウハウを生かしつつ、ビジネス拡大を目指す。

 コヒナは身長150センチ前後の小柄な女性が「本当に欲しいと思う素敵な服を、低身長でも美しく着こなせるサイズで作ろう」と18年にスタートした。ECを中心に販売しており、8月時点で公式インスタグラムのフォロワーは22万人を超える。22年には小柄な大人女性向けの「エストラータ」もスタートした。

 今回の事業譲渡についてニューンの中川綾太郎代表取締役CEO(最高経営責任者)は「社会にインパクトを生み出せる価値あるブランドに成長していくためにブランドビジネスに知見があるサザビーリーグへの譲渡を決めた」と話す。

 サザビーリーグは、新会社EGBA(イー・ジー・ビー・エー)を設立し、コヒナ事業を引き継ぐ。帰山元成EGBA社長は「コヒナが培ってきたファンマーケティングやデジタルマーケティングのノウハウとサザビーリーグのブランディング力でさらなる事業成長が期待できる」としている。

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