三共生興、「レオナール」レセプションパーティー 23年春夏コレクションやアーカイブ作品披露

2022/10/28 06:27 更新


貴重なアーカイブ作品やパリ・コレクションで発表した23年春夏の新作などを見せた

 三共生興は10月26日、ホテルニューオータニ東京で「レオナールレセプションパーティー」を開いた。同社は7月、仏レオナールファッションの全株式を取得し、傘下に加えた。

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 会場では、1960年代から10年代までのアーカイブ作品の展示や直近のパリ・コレクションで発表した23年春夏の新作コレクション、未使用生地を活用したクッションカバーなど一点物の「アップサイクル・コレクション」などを見せた。

 クリエイティブ・ディレクターのジョージ・ルクス氏が来日し、「レオナールの強いコンセプトを守りながら、時代を超えて愛されるよう流行に適用し、進化、変化させていきたい。このバランスの追求が醍醐味(だいごみ)。それを支持、信頼してくれている三共生興に感謝したい。三共生興のブランド拡大計画により、新しいレオナールに明るい未来が広がっている」と話した。

あいさつする井ノ上三共生興社長兼レオナールファッションCEO

 レオナールのCEO(最高経営責任者)に就いた三共生興の井ノ上明社長は、「レオナールの世界一美しいプリントデザインは今でも職人が一枚一枚、技術にこだわり手作業で作り上げている。この唯一無二の強烈な個性をさらに磨き上げてたくさんのお客様に愛されるブランドにしたい。レオナールがグループインして一番恩恵があるのが(国内でブランドビジネスを手掛ける)三共生興ファッションサービス。大幅な収益増を期待したい。そのためには百貨店などみなさまの力が必要。レオナール、ダックスともに下期、ぜひ倍の予算でお願いします」とあいさつし、会場をわかせた。



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