メンズベルト企画・製造・販売の丸正は東京都内の自社工房とワークショップスペースを生かし、取り組み先の店長研修会に活用してもらった。今回はサマンサタバサジャパンリミテッドの「サマンサキングズ」店長16人が上司とともに参加した。
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「普段見られない物作りの現場に足を運び、作り手の思いを聞き、実際に革や道具に触れて作れるのは貴重な体験。そこで感じたことを店頭の接客に生かせればお客様への説得力も増す」。齋藤勇貴キングズバイサマンサタバサカンパニー事業部カンパニー長は、そう語る。
ワークショップでは若い女性店長らが初めて見る専門的な道具や設備に驚きの声を上げながら、ポーチ作りに臨んだ。丸正のスタッフが丁寧に教えながら、穴を開け、一針一針手縫いで約1時間かけて完成した。素材は同ブランドで販売するベルトと同じオリジナルの迷彩柄。完成したポーチは接客時に身に着ける予定。工房見学でもベテラン職人の技に感心しきりだった。