繊研新聞社は13日、都内で第36回繊研流通広告賞の贈呈式を行い、大賞のYKKなど24作品を表彰した。
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大賞を受賞したYKKの大谷裕明社長は「当社は『善の巡環』を企業精神に、他人の利益を図らずして自らの繁栄はないと考えている。今、最も尊いステークホルダーになっているのが自然や環境で、その思いを広告に表現することができた。環境に配慮するファスナーの開発や物作りを推進し、当社の製品を使っていただいている企業のサステイナブル(持続可能)経営に貢献していきたい」と語った。
審査員を代表してあいさつした浅葉克己審査委員長(アートディレクター、浅葉克己デザイン室代表)は、各審査員にその場で壇上に登場してもらうパフォーマンスを見せ、「実験精神を持ってクリエイティブな広告を制作してほしい」とエールを送った。
贈呈式後には記念交流パーティーを開き、業界関係者約100人が出席した。