ローズバッド“ファミリーデー”本社に家族を招待

2017/04/03 06:30 更新


 ローズバッドは3月29日、東京・渋谷の本社で初めて“ファミリーデー”を開いた。社員の家族を職場に招待、家族に職場の雰囲気を体感してもらうとともに、社員同士の相互理解を深めた。社員のつながりを深め、仕事に対するモチベーションアップや会社へのロイヤルティーの向上に生かす。

 大人28人、子供25人の計53人が参加した。今回は主に小学生以下の小さな子供の参加を想定し、子供が楽しめる内容を充実して午前中に実施。アパレルの仕事を体感してもらえるTシャツペイントとショッパーデコレーションのワークショップ、スタンプラリーを企画した。

 スタンプラリーでは子供たちが社員のデスクを回り、久しぶりに顔を見た社員が「大きくなったね!」などと声を掛ける様子があちこちで見られた。生後4カ月の子供を連れて参加した育休中の社員は、「復帰する前に会社にあいさつに来ようと思っていたので、いい機会になった」と笑顔で話していた。

小さな子供の参加が多く、終始賑やかなムード。仕事とは違う社員の一面が見られ、楽しいコミュニケーションの場となった


小さな子供の参加が多く、終始賑やかなムード。仕事とは違う社員の一面が見られ、楽しいコミュニケーションの場となった

 本社の社員は81人で、うち21%が時短勤務で働く。子育て中の女性社員が多いため、周囲の理解を深め、お互いに気持ちよく働ける環境を整えようと企画した。発案は桒田康治社長で、「業務の手を止めて申し訳ないという意見もあったが、家族に職場を見てもらい、社員同士の相互理解を深めることは、それ以上の効果がある。皆が働きやすい環境を作り、家族に愛される会社でありたい」と話す。

 今後は社員の両親ほか大人も参加できる回や、野外イベントなども開催する予定だ。

小さな子供の参加が多く、終始賑やかなムード。仕事とは違う社員の一面が見られ、楽しいコミュニケーションの場となった



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