ジュンは今夏、再生プロジェクト「循環型のファッション」の取り組みを始める。それに先駆け、「ロペ・エターナル」で6月から「フロム・レフトオーバー・ファブリックス・アワー・アップサイクル・プロジェクト」を始める。過去のコレクションの残反を使ったリミテッドエディションを販売する。
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ファッション業界で、過剰在庫や残反の課題など変革が叫ばれているなか、新型コロナウイルスの感染拡大による環境の変化を受けて再生プロジェクトのスタートに踏み出した。
ロペ・エターナルが今回ローンチしたプロジェクトは、月に一度新作を発表し、全4回で構成する。同ブランドが伝統的な職人技を取り込みながら、時に糸から開発して作った生地を、自社アトリエで手作業で裁断、縫製する。商品の包装も社内のスタッフが自ら行う。
ファーストコレクションは、6月5日から直営ECサイト「ジャドール・ジュン・オンライン」とアトレ恵比寿店で展示販売する。また、ブランドの「海と風と太陽に捧ぐ」というテーマから、ファッションモデルで、環境活動家の小野りりあんさんが立ち上げたアクティビストハウス「the roots」に売上金の50%を寄付する。同施設は環境と未来を考える場として人々の交流やミーティングスペースに活用されている。