ルームス次回展 五反田TOCビルへ会場変更

2017/04/20 05:00 更新


 アッシュ・ペー・フランスは、合同展示会ルームスの名称をルームスエクスペリエンスに変更し、9月開催から会場を東京・五反田ティーオーシービルの13階に移す。これを機に新たな構成にするほか、BtoC(企業対消費者取引)にも間口を広げる。地方や海外での開催も計画中だ。9月展での参加ブランド数は600(前年同期460)、来場者は消費者も含め3万人(約2万人)を見込む。

 ルームスは近年、国立代々木競技場第一体育館をメイン会場としてきたが、20年のオリンピックを控え、会場が使用できなくなるため移転する。

 新会場は五つのエリアで構成する。①オーディションを経た出展者による、合同展を軸とするルームストレードショー②各地の技術や文化、生産者の思いにクローズアップした出展者によるルームスメイドインドット③出展企業のフィロソフィーやメッセージをルームスのフィルターを通して発信するルームスプレゼンテーション④その場で買い物ができる躍動感と雑多な雰囲気を楽しむルームスマーケット⑤紙をテーマにした新エリアのルームスペーパーエキシビション。このうちトレードショーを除くエリアがBtoC対応となる。

 地方開催はルームスマーケットを派生する形で、海外開催は日本のもの作りを中心に現地のクリエイターも交えた形での開催を予定し、アジア各地にプレスルームを持つワンオーの松井智則社長をアドバイザーに迎えて今後計画を進める。進捗(しんちょく)次第では「年間の開催回数が増える」とし、2020年には、トータルで1000社の参加と、5万人の来場者を見込む。

公式サイトより


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