アクローブ(東京)の子会社で美容関連商品を企画販売するローネジャパン(東京)は、着圧スリムレギンスやブラトップなどの機能インナー「シェイプデイズ」シリーズが累計販売38万枚を超えてヒットしている。締め付けすぎない適度な着圧など快適性を追求し、レッドオーシャン(競争の激しい市場)に商機を見いだした。
(中村恵生)
シェイプデイズは19年に着圧レギンスでスタートした。ローネジャパンはヘアアイロンなど美容家電を扱ってきたが、シェイプデイズは初のアパレル関連。開発を主導した吉田圭太さん(現在はアクローブ出向でECロールアップ事業本部第一事業部副事業部長)は、「未開拓なブルーオーシャンより、レッドオーシャンこそチャンスがあり、その1%でも開拓できれば大きい。従来の補整下着はオケージョン用で、着用感が苦しかった。うちは月~金曜向けの自然で快適な着圧レギンスを狙った」と言う。
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