ロボット専用服「ロボユニ」 一部商品のレンタル開始

2019/12/18 06:26 更新


 ロボット専用の服のブランド「ロボユニ」を企画・生産するロケットロード(福岡市、泉幸典社長)は、ロボユニの一部商品のレンタルサービスを開始した。同社が運営するロボット本体と衣装の総合販売サイト「ロボユニ・ショッピングサイト」で、レンタルまで事業を拡大。第1弾として13日から、ソフトバンクロボティクスが販売する人型ロボット「ペッパー」の法人向け公式ユニフォームのレンタルを開始した。

(河邑陽子)

【関連記事】「ロボユニ」から『アトムを作ろう!』用の公式衣装

7日間で1万円以下

 「イベントなどで短期間だけ必要」「用途に合わせ、いろいろな服を着せたい」「購入を検討中で、実際に着用感を試したい」などの要望に応え、気軽に試せるレンタルサービスを始めることにした。ペッパーの公式ユニフォームの販売価格は18万~21万円中心で、Tシャツでも4万5000円。一方、レンタルなら7日間で1万円以下で提供可能だ。

 ペッパーの公式ユニフォームのレンタルは、9型23種類が対象。期間は7日、14日、30日、年間契約の4種類、価格に応じて3段階の料金を設定した。7日の場合、7色展開のTシャツやスクラブは5800円、シャツとパンツのセット、フード付きパーカは7800円、ベストとエプロンの販売員スタイル、作務衣、医療用白衣などは9800円でレンタル可能。年間契約は毎月、好きな衣装に交換することができ、月額1万5000円。

他社ロボット向けも

 20年1月からは、同社が公式契約して衣装を提供し、同サイトで販売中の他社ロボット向けユニフォームも順次、貸し出しを開始。ロボットと衣装のセット、ロボット単体でも、レンタルを始める予定だ。シャープのモバイル型電話ロボット「ロボホン」、ソニーモバイルコミュニケーションズのコミュニケーションロボット「エクスペリアハロー」のほか、「ミュージオX」「ソータ」「タピア」「ユニボ」などの衣装のレンタルも行う。

13日から「ペッパー」の法人向け公式ユニフォームのレンタルを開始


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事