ECのライズクリエイションがソロキャンプ専門ブランド立ち上げ スターターキット3種類発売

2022/03/16 10:59 更新


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ソロキャンプ専門ブランド「アンドマイセルフ」のプチキャン6点セット

 スポーツ用品や生活雑貨などを扱うEC企業ライズクリエイション(奈良市)は2月に日本初というソロキャンプ専門ブランド「アンドマイセルフ」を立ち上げた。一人でキャンプを楽しむ〝ソロキャンプ〟が話題になる中「始めようとする人に情報が少なく、キャンプ用品を買うにも種類が多過ぎて選びにくい」(坂口竜一社長)といった不満に着目した。そこで、「何ができるかを明確にしたスターターキット」というキャンプ用品セット3種類を発売した。

(小田茂)

購入後サービスも充実

 発売したのは「ソロキャンプ本格体験ができるプチキャン6点セット」(初回販売価格1万9800円)、「焚き火&料理ができるデイキャンプ14点セット」(2万9800円)、「宿泊までできるソロキャンプのオールイン20点セット」(4万9800円)の3種類。プチキャンはタープやチェア、テーブル、アルコールストーブなど6点、デイキャンプはプチキャンに保冷バッグや折り畳み水タンク、クッキンググリルなどを加えた14点、オールインはデイキャンプにテントやシュラフ(寝袋)を加えた20点となる。販売価格を抑えながら、一つひとつの商品をこだわりの材質、性能で開発し、「使えず買い替えが発生するような商品ではなく、長く使ってもらえる商品」を用意した。発売後の「出足はいい」という。

ソロキャンプ本格体験ができるプチキャン6点セット

 今後は中級者向けの軽量コンパクトに特化したキャンプ用品や、女性、シニア向けのソロキャンプ用品も開発していく。「日本の歴史と文化を生かした特産物や伝統工芸品などとの協業」も進め、兵庫県三木市の刃物メーカーと協業したナイフや奈良の食品との協業商品、吉野杉のおがくずを再利用した着火剤なども検討している。

 同ブランドでは購入後の顧客サービスも充実する。初心者キャンパーへのキャンプ場案内やキャンプ用品の使い方など「ライン」も利用して無料のコンシェルジュサービスを提供する。同ブランドは初年度売上高1億円、3年後10億円を目指している。

社内会話が企画の発端

 同社は13年に設立。坂口社長が家電や日用品などリユース商品のネット販売から始め、徐々に扱い品目を増やしていった。現状は自宅向けのトレーニング用品やキャンプ用品、生活雑貨など扱い商品は多岐に渡る。主力ブランドは「クレエ」。その中でも「自転車カバーでは売上高日本一では」という。昨年2月には老舗の天津甘栗製造販売「樂天軒本店」を買収し、グループ会社化した。現状の生活雑貨分野に加えて、食品関連の拡大も進めている。グループ年商は約30億円で、年々伸びているという。

坂口社長

 同社の特徴は「開発品目は決めず、市場調査して、商品設計から仕様書を作成し、生産から貿易、物流、顧客対応まで一貫でやる」ところ。市場で需要が高まっている商品を見つけ、ライバル商品やユーザーのニーズ、不満・不安を調べ尽くして、自社で商品開発する。例えば、自宅トレーニング用のホームローラーは、これまでにもあったが「女性が好むかわいい色が少なかった」ことから、淡い色目の商品を開発した。

 キャンプに関しても「全くの素人」といい、「テレビや雑誌でソロキャンプの特集が組まれ、興味はあるけど、実際始めるにはハードルが高い」という社内の会話が発端となった。今までもシュラフやLEDランタンといったアウトドア用品は扱っていたが、素人目線から〝すぐに始められるオールインセット〟を企画した。

 アパレルも扱っており、売上高の15%ほどを占める。レディスの「リリー」「リクト」を主力に、ウェアから小物、服飾雑貨も手掛ける。5月には「ゾゾタウン」でも新ブランドを発売する予定。既存ブランドよりも上質なレディスウェアや服飾雑貨の開発を計画している。

オリジナル商品の前後で着回しを楽しめるツーウェーデザインのドロップショルダーカーディガン(税込み2180円)
トートバッグとしても持てるミニショルダーバッグ(税込み3980円)

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