5月のファッション小売り商況(速報値、既存店売上高)は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したことに伴って、外出機会が増加し、通勤や旅行、オケージョンの需要が盛り上がった。婦人服はドレスやブラウス、カットソーアイテム、紳士服はスーツ、ジャケット、ブルゾンなど夏物の売れ行きが良かった。ゴールデンウィーク(GW)は例年同様に地方客や帰省客のほか、家族や顧客など幅広い層が来店した。インバウンド(訪日外国人)需要は都心店を中心に回復しており、コロナ禍前の実績を上回った店舗が相次いだ。
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百貨店 盛夏アイテム動く
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