レナウン 債権者説明会を開催 11億円で事業譲渡

2020/09/11 06:30 更新会員限定


 民事再生手続き中のレナウンは9月9日、事業譲渡に関する債権者説明会を都内で開催した。レナウンは小泉グループのオッジ・インターナショナルに「アクアスキュータム」「ダーバン」「スタジオバイダーバン」の各事業を10億円で譲渡、同グループの小泉アパレルには「シンプルライフ」「エレメントオブシンプルライフ」を1億円で譲渡することを明らかにした。

 山東如意科技集団の子会社、恒成国際発展(香港)に対する売掛金など未回収金57億円に関して、レナウンの管財人である永沢徹弁護士は「回収の見込みについては未知数。今回のレナウンと恒成国際発展との取引は通常ではない形態で行われていたと認識している」とし、その上で「レナウンの代表権を持つ毛利憲司現社長を含む取引発生当時に代表権を持っていた経営者には一定程度の賠償責任があり、金額は未定だがすでに賠償負担を約束していただいている」ことなどを明らかにした。

(北川民夫)

継承店、ほぼ確定

 小泉グループへの事業譲渡の内容については、ダーバンが70店、アクアスキュータムが80店などおおむね継承店舗を確定している。「エレメントオブシンプルライフは180店程度を継続して運営する。シンプルライフについてもネット販売を強化して、百貨店向けも徐々に増やしたい」(植本勇小泉グループ会長)としている。

 なお、今回の事業譲渡契約ではスポンサー(小泉グループ)は、各債権者の再生債務者(レナウン)に対する一切の債務を継承しないことが明記されている。

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