「レイヤードミヤシタパーク」 飲食・食物販加え全体開業

2020/08/06 06:26 更新


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 三井不動産は8月4日、東京・渋谷の宮下公園と一体開発した大型複合施設「ミヤシタパーク」内の商業施設「レイヤードミヤシタパーク」(運営・三井不動産商業マネジメント)を全体開業した。7月28日にファッション・雑貨などの物販とサービス店が先行オープン、8月4日に飲食・食物販店が加わり、全90店が出揃った。

(有井学)

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 新業態や商業施設内初出店テナントを軸に、館特性に合わせて独自性を出した高感度ファッション、ストリート、スポーツ、アート・カルチャー、食をミックスして提案する。新型コロナウイルス感染予防のため、入場制限をするなかで、ストリートファッションを好む若い男女を中心に「予定通りの集客」で、順調なスタートを切った。

 ミヤシタパークは旧宮下公園の全長約330メートルの敷地を南街区と北街区に分けて再整備した。敷地面積は約1万740平方メートル。北街区に同社グループのホテル「シークエンスミヤシタパーク」が8月1日に開業、レイヤードはホテルと両街区の公園の下に位置する。

 地上1~3階で、延べ床面積約2万3900平方メートル、店舗面積約1万3100平方メートル。インモールとアウトモールのハイブリッド型で、北街区に「ルイヴィトン」の世界初のメンズ旗艦店、「グッチ」「プラダ」「バレンシアガ」やクリエイティブディレクターのロニー・ファイグ氏が手掛けるメンズ・レディス・キッズのオリジナルアパレルとセレクトしたスニーカー主力の「キス」の初のインターナショナル旗艦店、南街区に「アディダス」や全国各地の飲食店を集めたゾーン「渋谷横丁」などを路面型で配置した。ルイヴィトン、グッチ、アディダスは1~2階のメゾネット型。キスは1階にスニーカー・アパレル店、2階にキッズとアイスクリーム店を別区画で出店した。

南街区の路面に配置した飲食ゾーン「渋谷横丁」は全国各地の料理店を並べた

 商業施設初出店が32店、新業態は29店、日本初出店が7店。三井不動産として、渋谷での本格的な事業と公園一体型の商業施設の開発は初めて。周辺他施設と差別化するため、「今まで見たことがない施設を作る」(木村渚商業施設本部商業施設営業二部営業グループ主任)思いで、テナントを誘致した。

 全テナントの約半数は同社にとって初の取引先で、既存取引先を含めて「大半は初めて取り組む店舗」。海外ラグジュアリーは三井アウトレットパークで多くのブランドと取引しているが、「プロパー店でこれだけ集積したのは初めて」だ。「ストリートと融合して発信する」コンセプトで誘致した。ラグジュアリー以外は約2年前からリーシングを本格化し、「取引先に思いを伝え、新業態以外でも大半の店舗に館特性に合わせた店装やMDを組んでもらった」。

 コロナの感染予防のため、大型販促を行わず、7月28日~8月6日は入館を専用ウェブサイトによる事前予約制とした。8月3日まではルイヴィトンやキス、「インスタント」「レショップ」などの限定品や協業品を目当てに来店する若い客が多かった。飲食・食物販がオープンして以降は「客層が広がる」と期待する。

 8月4日は日本初出店の米ジューススタンド「ジャンバ」やチョコレート「キットカット」がカスタマイズできる日本初店舗などが人気。「スターバックスコーヒー」では店作りをディレクションした藤原ヒロシ氏の「フラグメントデザイン」との協業商品が完売した。今後、公園やホテルとの連携施策も行い、館全体を活性化する。

ストリートファッションを中心に物販は順調なスタート

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