9月2~7日に行われた楽天ファッション・ウィーク東京25年春夏の会場には、ボディーコンシャスなドレスや、メンズのドレスアップスタイルが目立った。
(坂入純平)
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レディスは「フェティコ」の会場を筆頭に体のラインを強調するドレスが多く見られた。丈はミドル~ロングで、レースなどを使ったセンシュアルなデザインが多かった。ボディコンといえば大胆なイメージがあるが、どちらかというと繊細で落ち着いた大人らしい印象。対照的に、ボリュームのあるチュールアイテムを使ったガーリースタイルも目立った。
そのほか、トラックジャケットやゲームシャツなどを取り入れたスポーツミックススタイルも多かった。
メンズはサマードレスアップのスタイルが人気。タンクトップにジャケットを羽織ったり、ショートパンツに革靴を合わせたり。ポイントは靴下の丈できっちり感を出すこと。スリークォーターソックスやハイソックスがほとんどだった。無地のシンプルなソックスが多い中、レースで装飾性のある靴下が目を引いた。
タンクトップやノースリーブを着ている人もかなり増えた。ラフになり過ぎないように、ブーツやベルトなどレザーアイテムを取り入れている。
若者の間ではストリートカジュアルのトレンドが根強い。金銭的な事情で新品ばかり買えないという切実な声は多く上がったが、古着ミックスのスタイルが魅力的だ。ローライズのデニムパンツや七分丈の太めのパンツ、ニット帽などが気になった。