楽天ファッション・ウィーク東京24年春夏 50ブランドが参加

2023/07/25 18:00 更新


 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、8月28日~9月2日に開催する「楽天ファッション・ウィーク東京2024年春夏」の詳細を発表した。参加ブランドは、22年8月開催と同水準の合計50。フィジカル(リアル)発表で35(うち初参加10)、デジタル発表15(3)のショーを予定する。

(須田渉美)

 24年秋冬までの通年のテーマとして「オープン、ファッションウィーク」を掲げた。この数年に積み重ねた「デジタルとフィジカルの融合」「グローバル発信の強化」を基盤として、より開放感のあるイベント、個々の価値観や表現を解放するオープンな場を創出していく考えだ。

 冠スポンサーの楽天が、日本発のファッションブランドを支援する「バイアール」プロジェクトは、今年30周年を迎えた「アベイシングエイプ」がショーを行い、ECの「楽天ファッション」でライブ配信する。「日本発のブランドで世界中にファンを抱えていて、普段やらないランウェーショーを楽しんでいただくことが、ファッションウィークを一般の人に認知してもらうきっかけになる」(松村亮楽天グループ常務執行役員コマース&マーケティングカンパニーシニアヴァイスプレジデント)。

 22年度に発足し、グローバルに活躍することが見込める才能の育成・支援を目的とする「JFWネクストブランドアワード」の第2回の受賞者には「カナコサカイ」を選出した。初日に、最初のフィジカルショーを行う。審査員特別賞には「フルス」が選ばれ、会期中に公式会場の渋谷ヒカリエの展示スペースで、コレクションを紹介する。

 海外の参加ブランドが増えた。フィリピン、カナダ、台湾、香港、インドネシアの5カ国・地域から7組がフィジカルショーを予定する。



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