楽天グループ 実店舗とECの連携を支援 UAが楽天ポイントカードを導入

2020/10/29 06:30 更新有料会員限定


 楽天グループの楽天ペイメントは10月28日、ユナイテッドアローズ(UA)の実店舗にポイントサービス「楽天ポイントカード」を導入した。UAは楽天ポイントカード会員による実店舗での購入で新規客拡大を目指す。楽天はファッション企業へのECプラットフォームや物流フルフィルメント、決済などのサービス提供を通じてファッション販売を強化している。その一環でポイントサービスを使い、ファッション領域でECと実店舗の連携強化も支援する。来春にはビームス、ジュンもポイントサービスを導入する予定だ。

(柏木均之)

購買単価が高く

 UAは路面店、SC、駅ナカ、空港など出店立地の拡大とEC強化で客層を広げてきたが、コロナ禍で店客数が減少し、新規客開拓が課題だった。18年に子会社のコーエンで楽天ポイントを導入し、ポイントを使って買い物する客の購買単価が非楽天ユーザーより高いとのデータも得ており、UA本体でも導入することを決めた。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事