楽天グループ、「楽天ファッション」で若年層の取り込み強化 SNS起点での購買行動に着目

2026/11/06 06:27 更新NEW!


約一カ月間、SNSで人気のブランドを集めオンライン上で期間限定ショップを開いた

 楽天グループは、ファッション通販サイト「楽天ファッション」において、SNS起点でショッピングを楽しむ若年層の取り込みを意識した施策の強化を始めた。

 10月9日~11月5日に、SNS上で支持を集める「アニュアンス」「アシーム」「キャナルジーン」などレディスアパレル15ブランドを集めた期間限定ショップ「セレクトポップアップバイ楽天ファッション」を実施した。インスタグラムの情報から欲しい物を発見・購買する若年層をターゲットにした初の企画で、楽天ファッションとブランドの双方が新たな消費者との出会いや購買体験を提供できると想定した。

 楽天ファッションは、これまで出店誘致してきた大手セレクトショップや高感度アパレルのラインナップが充実したこともあり、現在30、40代の女性がメインの顧客層となっている。

 一方でDtoC(消費者直販)発の若手ブランドなど「SNSでトレンドをキャッチし、そこから買い物を楽しむ方に向けたブランドが揃っているかというと、まだ課題がある」(コマース&マーケティングカンパニーマーケットプレイス事業ファッション事業部ファッション事業戦略課小林ちひろさん)とし、事業部の若手女性を中心に今回のプロジェクトに着手した。会期中は、ランディングページを設け、クーポンの配布などを実施。参加ブランドも各社のSNSなどでイベントの発信を行った。「想定以上の手応えを得た」とし、会期を終えて改めて動向を分析し、強みとなる点は施策化する。

 今回はインスタグラムを主戦場とするブランドがメインだが、「SNSのチャネルごとに客層が異なるのなら、それぞれにアプローチが必要と考えている」とする。

 また、期間限定店の他にも、ブランドとインフルエンサーによる協業アイテム企画の販売なども行っており、「20代は今後も取り込みたい」としている。

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