マルジェラジャパンは、東京・渋谷の直営店「メゾンマルジェラトウキョウ」の開設20年を記念したプロジェクトを開催中だ。10月下旬からオンラインで歴史を伝えるフォルダーを公開し、11月5日に関連するZINE(ジン)を恵比寿エリアで配布。直営店では15日までタペストリーのインスタレーションを実施し、オンラインとオフラインの双方でブランドの歩みを体感できる機会とする。
フォルダーには、00年に誕生したマルタン・マルジェラの世界初の旗艦店「マルタン・マルジェラ・トウキョウ」の写真も含め、これまでの変遷を振り返る資料を収めた。ジンには象徴アイテムのタビにまつわるインタビューなども掲載。
電機制御機器製造工場だった建物に入る現直営店では、仏国家機関、セーヴル&モビリエ・ナショナルの工房が制作したタペストリーに、アーティストの鈴木美緒さんが手を加えた四つの作品を展示する。伝統的な手法で織られた14種類59点の一部を解き、経糸の痕跡をあらわにして天井からつるし、時間の経過を可視化するように見せた。メゾンが掲げる「時間」「解体」の概念を表現する。
