「記者の情報の仕入れ方、仕事の流れを教えて下さい」との質問を頂きました。山田太志編集委員がお答えします。
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繊研新聞は、川上から川下まで繊維産業に関わる多種多様な分野に記者を配置しています。各分野に複数の記者を置く場合もあれば、1人が全国を見るケースもあります。全ての業種にまたがる事柄、例えば中国事業やEC事業、時々の旬の話題などは、横断型のプロジェクトチームを作って対応しています。担当する業界により、情報の集め方や仕事の仕方も千差万別。定型が無いのが実情ですが、概ね情報の半分くらいは、各記者が担当する分野から集まってきます。企業から「来月に新ブランドを出します」「決算発表を何日に行います」と連絡が来る場合です。受け身の仕事になりますが、一つずつ地道にこなしていく仕事と言えるでしょう。