オリジナルパンクのリアルな姿を収めた写真展が東京・代々木のVektor shopで開かれている。サイモン・バーカーによる日本初となる写真展「Simon Barker (SIX) PUNK'S DEAD Exhibition + Book」だ。
今回のエキシビションでは、サイモン・バーカーが1976年から78年にかけて撮り下ろしたプライベートスナップをデジタル復元し展示・販売している。バーカーはマルコム・マクラーレンと交流をかわして、セックスピストルズの親衛隊の一員として活動した。パンクとして知られることになる当時のユースカルチャーを形成していく重要人物でフォトグラファー。
被写体となったのは、ジョーダン、ニコ、スージー・スーなど後にパンクスとして名をはせることになった女性たち。パンクカルチャーの創造的な原動力となった、強く、独立した革新的な女性に焦点を当てたポートレートとなっている。40年の時を経て、今なお色あせることのないパンク精神の核心に触れることができる展示となっている。
同展では、バーカーが出版した「PUNK'S DEAD」を数量限定で販売するとともに、写真集内の作品を自由に選びTシャツにプリントしてオーダーが可能だ。さらに、限定商品としてVektor shopとのコラボレーションによるTシャツもある。
3月29日にはオープニングナイトプレビューを開き、バーカーが来場者を迎えた。4月7日まで。