「スタイリー」ホーム画面
ファッションVR（仮想現実）サービスのサイキックVRラボ（東京）は、クラウド上でVRコンテンツを作成・配信できる「スタイリー」のパブリックβ版をリリースした。全ての機能が無料利用できる。
スタイリーは、ウェブブラウザーのみで利用でき、iOSでもウィンドウズでも、一般的なスペックのパソコンで幅広いユーザーがVRコンテンツを作成することができる。一般的な3Dソフトや「ユーチューブ」「インスタグラム」などのウェブサービスもプログラミングの必要なく取り込める。
また、閲覧用VRアプリケーションを使って制作しているコンテンツをほぼリアルタイムで見ることができる。VRアプリはまず、VR用ヘッドマウントディスプレー「HTCヴァイブ」向けをリリースし、今後様々なデバイスに対応する予定だ。
既に三越伊勢丹やパルコなどと組んで、VRを使った店舗体験革新の試みを実施している。3月に米国オースティンで開いた「SXSW2017」ではプライベートβ版を公開し、ユーザーコミュニティーで改善要望を収集、改善を進めてきた。
またスタートアップ支援プログラム「マイクロソフト・ビズパーク・プラス」に採択され、日本マイクロソフトの支援の下、クラウドサービス「アジュール」を用いたサービスを提供している。
