プラダがファーフリーを宣言 20年春夏から

2019/05/23 13:30 更新


 プラダグループは20年春夏レディスコレクションを皮切りに、自社デザインや新製品に動物の毛皮を使用しないと発表した。在庫はなくなるまで販売する。

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 40数カ国の50を超える動物保護団体が参加するファーフリーアライアンス(FFA)参加団体をはじめ、特にイタリアの動物愛護団体LAVと米国人道協会(HSUS)と積極的に対話を交わした結果、決まった。

 デザイナーのミウッチャ・プラダ氏は、「プラダグループにはイノベーションと社会責任の努めを果たすという義務がある。わが社のファーフリーの企業方針は、その達成に向けた取り組みの一環。革新的な素材に焦点を当てることで、エシカルな製品の需要を満たしながら、クリエイティブなデザインの追求が可能になるだろう」と語った。

 FFAのヨー・ビンディング会長は、「ファーフリーブランドは増え続けている。消費者の動物に対する考え方が変化していることに、企業が対応している結果だ」と称賛した。ブリジット・オウェレプログラムマネジャーは「プラダグループとの積極的な話し合いは1年あまり前に始まったばかり。ファーフリーに向けて最も迅速な決定を下した企業の一つだ」と語った。ファーフリーリテイラー認証プログラムには現在、約1000社が登録し、世界的に勢いが急速に増しているという。

 日本のFFA参加団体の認定NPO法人アニマルライツセンターの岡田千尋代表理事は「日本でもしまむらがファーフリーになるなど、動きが加速している。10年前では考えられなかった大きな流れ」とコメントした。


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