パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は35年6月期を最終とした10カ年の長期計画を策定した。連結決算の目標は売上高4兆2000億円、営業利益3300億円とし、「ドン・キホーテ」などの大量出店と既存店売り上げの「大成長」で、収益性を保ちながら国内事業の拡大戦略を進める。
(田村光龍)
狭小商圏型を開発
出店戦略は大型が中心になるロードサイド型120店や都市型レールサイド(駅前立地)80店、地方の繁華街などへのインバウンド型50店の合計250店を計画する。6月末で655店を国内に構えており、ディスカウントストア(DS)へのニーズの高まりも見込みつつ出店余地はあるとみている。立地でタイプを分けながら、「日本地図の空白地帯を埋めながらシェアを拡大する」。
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