「ポッテンバーントーキー」と「ネズ」 南青山で限定店

2019/09/02 10:59 更新


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 二つの〝島〟が織りなすウォーターアイランドへようこそ――レディスブランド「ポッテンバーントーキー」とアクセサリー「ネズ」が先月、東京・南青山のスパイラルビル1階ショーケースで期間限定店を開いた。それぞれの世界を融合し、19年春夏物やアーカイブの商品を販売。ワークショップなどのイベントも充実し、都内だけでなく地方客も訪れにぎわった。

(関麻生衣)

 ポッテンバーントーキーは11年秋冬にスタートし、2年前に法人化した。デザイナーは、台東デザイナーズビレッジ卒業生の中島トキコさん。「人が想像しない素材を使い、着る人を驚かすのが好き」という中島さんが作る服は、オリジナルのメッシュ地を使うのが特徴だ。素材の開発は京都の工場と協業している。

 「ネズ」は洋服デザインの経験を持つ三島友加里さんが15年に始めた。中島さんと同様に素材への関心が強く、透明度の異なるビニールやウールのニットなどを使い、触ったときの発見も楽しめるアクセサリーを作っている。

蛇口から水が流れる様や竜巻の渦などをイメージソースに作る「ネズ」

面白いことをしたい

 期間限定店のきっかけは、中島さんからの呼び掛けだった。ポッテンバーントーキーで出店が決まり、「せっかくだから面白いことをしたい」と、以前から交流のあった三島さんを誘った。「水のような透明感のネズのイメージとの親和性を感じた」と中島さん。以前にも、複数ブランドで合同展に参加したことはあったが、ポッテンバーントーキーとネズだけでは初めての催事となった。

 ウォーターアイランドという期間限定店の名前は、中島さんと三島さんの二つの「島」と水のイメージからつけた。「言葉遊びが好き」という二人のユーモアがあふれる。

右から中島さんと三島さん。素材選びと言葉遊びが好きな二人のユーモアも売りの一つ

 店内の空間作りにもこだわった。天井の金網や青の装飾、ぷかぷかと水面に浮かんでいるような心地の良いBGMなど、いつ訪れてもリラックスできるような店にした。BGMは音楽レーベル「ベジタブルレコード」がオリジナルで制作したものだ。

新規客にもアプローチ

 会期中はバッグやアクセサリーのオーダー会、メッシュ地を使ったオブジェ作りのワークショップなど四つのイベントを開催。店内の中央にスペースを作り、そこでコンテンポラリーダンサーの山口静さんがポッテンバーントーキーの服やネズのアクセサリーを身に着け、パフォーマンスもした。

 「両ブランドとも決して安くないので、普通に売っていたら苦戦する。でも、素材の良さや面白さを理解し、納得したうえで購入してくれたお客が多く、やりがいを感じた」と中島さん。新規客へのアプローチにもつながったという。

「ポッテンバーントーキー」は斬新な素材使いでポップな服を作る

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