ポケモン「ポケモンスリープ」 ジェラートピケと昭和西川が協業商品を発売

2023/07/28 06:28 更新


スマホを枕元に置いて睡眠を計測

 ポケモン(東京、石原恒和社長)は睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」のリリースを前に、トークイベント「FUN SLEEP SUMMIT~睡眠をもっと楽しみに~」を開いた。第1部は著名タレントを招いてのゲーム体験の感想や睡眠のアドバイス、第2部では睡眠情報に関する監修を担当し、睡眠の研究者でもある柳沢正史さん('SUIMIN社長)、協業商品を発売するマッシュスタイルラボ(ジェラートピケ)、昭和西川、日清ヨークの担当者が登壇した。イベントの冒頭、宇都宮崇人代表取締役COO(最高執行責任者)は「ポケモンスリープを通じ、睡眠に〝楽しむ〟という新たな価値を提案したい」と述べた。

 ポケモンスリープは「睡眠のエンタメ化」を目指して開発した。睡眠状態を計測、記録、分析する一方で、眠ることで様々なポケモンの寝顔を観察することができるゲーム。同社の「ポケモンゴー」は歩くことで健康増進を促してきたが、ポケモンスリープはその睡眠版。睡眠時間によってキャラクターの「カビゴン」を成長させると多くのポケモンが集まって、「ポケモン寝顔図鑑」を作ることができる。睡眠状態の見える化に加えて、睡眠そのものがゲームの要素になることで、世界的に見て睡眠時間が短いといわれる日本人の睡眠時間の増加と健康に役立てていく。

睡眠の計測画面

 第2部に登壇した3社はポケモンスリープのライセンス商品を発売する予定。商品は各社の販路でそれぞれ販売する。日清ヨークは睡眠の質を改善する飲料。マッシュスタイルラボのジェラートピケはルームウェアや雑貨で、「キャラクターのかわいさを優しい生地で表現する」という。昭和西川はマットレスパッドやストレッチシーツ、ピローケースなど5アイテムを発売する。「エンタメ化によって睡眠を身近に感じてもらいたい」としている。各社とも「すでに反響が大きい」と話し、今後の販売に期待する。

ルームウエアや雑貨を開発(ジェラートピケ)
合わせて5アイテムを発売(昭和西川)

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