スタイリングライフ・ホールディングスグループのプラザスタイルカンパニーは、米キャラクター「ケアベア」の日本での一部マスターライセンス契約を米アメリカングリーティングスと結び、17年秋冬から雑貨の本格販売とサブライセンシー契約の推進を始める。
ターゲットは「19~20歳台前半が主要客層だが、30歳代の大人まで」幅広く設定する。16年12月からiPhoneケースの販売を開始し、「高校生から20歳代前半に支持され、順調に売れた」。17年にケアベアの販売開始から35周年を迎え、9月14日から店頭プロモーション“アイ・ラブ・ケアベア”を開始した。11月には米ジーンズブランド「リー」と協業したマグカップ300個を限定販売する。
このほかケアベアの通常商品は、ステーショナリー、ぬいぐるみ、ランチセット、コスチューム、タオル、傘、菓子、iPhoneケース、ポーチなど130SKU(在庫最小管理単位)を揃える。価格は480~3000円が中心。販売店舗はプラザスタイルカンパニーの直営店、FC店約130店舗。
他に、アジア地域でエージェント権を持つIMG(インターナショナルマネジメントグループ)を通し、携帯電話雑貨のワンダーライン(東京)がライセンシー契約を結び、16年12月にiPhoneケースと充電器、17年3月にiPhoneカバーを発売し、半年間で計1万個以上を販売している。
販売はプラザスタイルカンパニーの「プラザ」「ミニプラ」など全店舗。また、「ぺこ・アンド・りゅうちぇる」のぺこさんがディレクター兼コーディネーターとして運営するECサイトで、「ペコクラブ」とケアベアとの協業Tシャツとポーチが7月末~8月末に期間限定で販売された。
プラザスタイルカンパニーはケアベアで初年度10億円、3年後50億円を目指す。

