スタイリングライフ・ホールディングスのプラザスタイルカンパニー(東京)は10月6日、東京・赤坂ビズタワーに生活雑貨店「プラザ」の新業態「プラザニューススタンド」を開設した。売り場面積82.5平方メートルの小型店に、プラザの〝ベストとオンリー〟を詰め込んだ新業態だ。テレビ局や劇場が集まり文化を発信する街で、流行の商品、話題性や新規性のある物や事、今だけ、ここだけの商品やサービスを提供する。
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売り場のコンセプトはニューススタンド。ニューヨークの地下鉄の売店を模し、ガムやチョコレートが並んだ棚に囲まれたレジコーナーを店の奥に設置。入り口の右手は店内の3分の1を占める期間限定販売コーナー、左側にはプラザで人気の化粧品の売れ筋を集めた売り場を配置。中央の什器では、雑貨主体のPB「プラザベーシックス」の輸入品っぽいポップなデザインの文具や日用品を販売する。
限定販売コーナーでは開店を記念して現在、日本で公式取扱店舗のない英国の「キャスキッドソン」とハリー・ポッターの協業品を販売中だ。ハリー・ポッターに登場する守護霊や魔法動物と、キッドソン定番の星やハート、バラを描いたオリジナル生地のバッグやポーチ、陶器のティーセットなどを揃えた。来月半ばまで同コーナーで、年内は同店で販売する予定だ。
店頭商品は約1000点ながら、プラザのECサイト「プラザオンラインストア」で購入した商品の店頭受け取りサービスも行う。店内で企業や大学が開発した販促機器などの実証実験も実施。11月2日までは商品が自ら動き客に話しかけて販促活動を行う「自己推薦ロボット」を実験中だ。