第94回ピッティ・イマージネ・ウオモは、6月12~15日に伊フィレンツェで開催される。今回のテーマは「ピッティ・オプティカル・パワー」。イメージビジュアルはカラフルな幾何学柄で彩られた。
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今回も様々なゲストデザイナーが19年春夏のランウェーショーを行う。そのなかで特に話題になっているのは丸龍文人による新ブランド「フミト・ガンリュウ」のコレクションだ。
16年末までコムデギャルソンで経験を積んだ丸龍が、独立後初めて発表する自身のブランド。体と服との密接な関係や、モダンコンセプチュアルの新しい解釈を独特なスタイルで探求するとし、丸龍は「新しい方向に向かう私のビジョンを表現するために全力を尽くす」と語った。
もう一つ注目されるのは、「モンクレール・ジーニアス・プロジェクト」として藤原ヒロシ氏が行うライブイベント。日本ファッションウィーク推進機構(JFW推進機構)とピッティ・ウオモとのパートナーシップで例年行われているファッションショーには、山岸慎平の「ベッドフォード」が選ばれた。
そのほか、メンズウェアのゲストブランド「クレイグ・グリーン」のファッションショー、ポール・サリッジによる「ロベルト・カヴァリ」のメンズのファーストコレクションなどが企画されている。