ピミラジャパン 韓国アパレルに日本進出の機会を

2019/08/14 06:29 更新


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 韓国アパレルに日本でのビジネスチャンスを――セレクトショップ「ピミラ」を運営するピミラジャパン(松田有史社長)が韓国ブランドの日本進出の機会を広げている。7月には東京・恵比寿で、韓国のデザイナーブランドやコスメ、雑貨を集積した合同展を開いた。会場には全国の百貨店やファッションビル、専門店のバイヤーが多数訪れ、期間限定店の提案など活発な商談が行われた。

(関麻生衣)

■ほとんどが日本初

 アパレルブランドの集積は、共同開催したコイ・インターナショナル(韓国)の高永智理事がディレクションした。同社は約100の韓国デザイナーブランドをクライアントに持ち、欧米や日系企業と結ぶコンサルティング事業を行っている。

 会場にはソウル発のデザイナーブランド15が並んだ。ほとんどが日本初出展だ。設立10年以上で、現地では顧客もついているストリートブランド「カバーナット」や、香港の有力セレクトショップ「香港IT」にも卸している「サラダボール」など。各ブランドに引き合いがあったが、特にカバーナットや「メゾン・ドゥ・イネス」「ゼロストリート」などが良かったという。

パンクとストリートを掛け合わせた「ビトゥイーン・エイアンドビー」
異素材ミックスなどひと癖あるデザインが特徴の「ノアール」

■伸びしろある市場

 韓国アパレルは、ネオンカラーなどのポップな色、異素材ミックスやパターンの切り替えといったひねりを利かせたデザインが特徴だ。ユニセックスで、オーバーシルエットのストリートスタイルを軸とするブランドが市場をけん引している。

 日本ではヤングを中心に、K-POPに端を発する韓国カルチャー人気が14年ごろから続いており、需要が高い。韓国アパレルは東大門市場などで買い付け、ネットで売買されているものもあり、「デザイン性と品質の良さが備わっていて、手軽に買える良いブランドはあるが、日本の消費者に届いていないのが現状」と松田社長は指摘する。

 韓国ブランドは日本進出に意欲的だが、自社ブランドとビジネスの相性が合う日本企業が分からないという声が多いのも課題だ。

 今回の合同展は、日本の需要やトレンドに理解のあるピミラジャパンと、韓国ブランドを熟知するコイ・インターナショナルが共同開催したことで、その相乗効果にも期待する。染色堅牢度など日本の百貨店にも通用する品質指導ができる日本企業を紹介でき、「日本の企業やディベロッパーは、デザインと質のバランスが取れたブランドで他と差別化できる」(高理事)。

 今後も、韓国ブランドが日本市場に広がるような提案を増やしていきたい考えだ。

会場では韓国コスメも見せた
ピミラジャパンの松田社長(右)とコイ・インターナショナルの高理事

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