パリ・グッド・ファッション、世界8都市でファッション産業の転換を目指す

2026/08/20 10:59 更新NEW!


 【パリ=松井孝予通信員】仏百貨店やファッション企業などが参画するサステイナブルファッション推進団体、パリ・グッド・ファッション(PGF)は、パリ郊外で「ミッドサマーキャンプ2026」を開催し、世界8都市のファッション産業をつなぐ国際連携の枠組み「ファッション・シティーズ・コアリション」(FCC)を立ち上げた。コペンハーゲン、コトヌー、ドバイ、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、パリ、シンガポールが参加し、30年までの繊維・ファッション産業の持続可能な移行を目指す。

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 FCCは、個々の企業や団体による取り組みだけでは産業全体の変革には十分ではないとの考えから、都市を一つのエコシステムとして捉える。ブランド、縫製業者、サプライヤー、研究者、機関、NGO(非政府組織)など、各都市のファッション産業を構成する幅広い関係者を巻き込み、バリューチェーン全体での変革につなげる。

 都市ごとに1日間のワークショップを開き、地域の状況に合わせて確かな実践を採用する。そこで得た成果を都市間で共有し、新たな取り組みに生かす。こうした成果を積み重ね、国際的な優良事例集や各都市の行動計画に反映する。

 FCCは非商業的な取り組みで、会費や法的拘束力のある参加義務は設けない。第1期の運営には、シャネル、LVMH、ケリングなどPGFのメンバーが加わる。コンサルティング大手KPMGが方法論面で支援し、グローバル・ファッション・アジェンダも協力する。

 第1期は26~28年で、約8週間ごとにワークショップを開く。28年2月にパリで成果を発表し、第2期へ移行する。参加都市の拡大に向け、東京、ソウル、ベルリン、サンパウロ、ダッカ、ムンバイと協議を進めている。

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