10月のアルバイト平均時給は?

2016/11/30 13:51 更新


平均時給は1003円 販売職は前月比1.3%増(インテリジェンス調査)


 人材サービスのインテリジェンス(東京)は、求人情報メディアに掲載された求人広告から173職種について平均時給を分析した。それによると10月の全国平均アルバイト時給は1003円(前年同月比1・3%増)で前年同月比では20カ月連続の上昇となった。

 10月の全体時給は前年同月比で13円の増加となった。求人数は前年同月比45・7%増と大幅に増えており、採用難が続いている。10月に実施された最低賃金の引き上げ、年末商戦に向けた人材獲得競争の本格化を受けて、求人数が増加している。特に、コンビニエンスストアなどの販売系職種、「仕分け・梱包・商品管理」などの技能・労務系職種の時給の増加が目立つ。11月は年末に向けた採用活動が落ち着くため、時給は横ばいになる見込みという。

 エリア別平均時給は、関東が1062円で最も高く、次いで関西が1006円、東海969円、九州890円、北海道884円の順となった。職種別平均時給は、専門職系が1141円で最も高く、次いで運輸職系1112円、事務系1047円、営業系1044円、サービス系1033円、技能・労務系988円、フード系964円、販売系928円と続く。

 販売系平均時給は前月比で1・3%、前年同月比で1・0%増加した。エリア別にみた販売職平均時給は、関東983円、関西932円、東海912円、九州831円、北海道830円の順となった。



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