渋谷パルコ(地下1階~地上10階)の売り上げが好調だ。今期(23年2月期)のテナント売上高は昨年12月18日に前期実績の171億円を達成し、3~12月で前年同期比33%増、今年1月は2~10日で31%増。今期目標の200億円を「1月中に前倒しで達成できる」(塩山将人店長)見通しだ。昨年12月の売上高は19年11月18日の建て替えオープン以降、月別売上高で最高額だった19年12月を約2億円上回った。オープン以来重視している、テナントと連携した高感度で独自性のあるファッション、アート、カルチャーの提案が20~30代を中心に支持されている。昨年10月以降はインバウンド(訪日外国人)売り上げも寄与している。
(有井学)
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年度を通じて、1~2階の欧米ラグジュアリーブランドや日本人デザイナーブランドを中心としたファッション、6階の「ニンテンドートウキョウ」「ポケモンセンターシブヤ」を中心としたゲーム・アニメキャラクター雑貨ゾーン、飲食が好調。昨年11月に4階に新設した「サステイナブル」(持続可能な)をテーマにしたゾーンも好スタートを切った。
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