パルの17春夏、刺繍や加工で装飾的に

2017/02/24 06:16 更新


 パルグループは、6ブランドのレディスカジュアル服を集めた17年春夏展で、刺繍、花柄プリント、レース、加工デニムなど装飾的なデザインを見せた。異なるテイストを掛け合わせたミックススタイリングも目立つ。

 展示会では、「チャオパニック」のレディス、「カスタネ」「フーズフーチコ」「ミスティック」「オメカシ」と、ナイスクラップの「ワンアフターアナザー・ナイスクラップ」の新作を紹介。チャオパニックは、カジュアル、レディーライク、シックの三つのテイストを軸にしたミックススタイル。スウェット、ジーンズ、刺繍、民族調ディテール、オーバーシルエットなどを打ち出す。

 フーズフーチコでは花柄プリントや刺繍のブラウスが充実。手首部分を絞って、袖口がフレアになったトレンドのデザインが多い。ブラウス6000円前後。色ではピンクやライトブルー、アイボリーなどを中心に、夏に向けては赤やミントグリーンも出す。

 ワンアフターアナザー・ナイスクラップは、バラの形の立体的なシフォンフリルを全面にあしらったブルゾンや、レース×刺繍のビンテージ調のワンピースなど。デニムパンツも充実し、刺繍が入ったものやパーツによって生地の色が違うものなど、加工感がポイントだ。5900円など。

6ブランドのレディスカジュアル服で展示会を開いた



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